必要とする保護と柔軟性が得られるように LifeKeeper を設定するには、設定ルールを把握している必要があります。設定を適切にプランニングするには、ネットワーク設定、インターフェースの選択、ユーザシステムのセットアップ、階層オプション、IP 設定作業について理解することが必要です。このセクションでは、設定のプランニングに加え、Recovery Kit を設定するために必要な特定の作業についても、設定例を示して説明します。
このセクションでは、TCP/IP の設定を開始する前に考慮する必要のある情報と、典型的な LifeKeeper IP 設定の例を紹介します。
LifeKeeper Core のリソース階層の設定に関する手順については、
IP Recovery Kit を正しく設定するために、以下のトピックを見直して、設定作業を完了するために必要な情報を用意してあることを確認してください。
更なる設定上の考慮事項とサンプルについては、以下のトピックを参照してください。
次の仮想 IP アドレスリソースの設定作業は、IP リソースインスタンス特有のもので、Recovery Kit ごとに異なるため、本セクションで説明しています。
リソース階層の作成: アプリケーションリソース階層を LifeKeeper クラスタに作成します。
リソース階層の削除: リソース階層を LifeKeeper クラスタ内のすべてのサーバから削除します。
リソース階層の拡張: リソース階層をプライマリサーバからバックアップサーバへ拡張します。
リソース階層の拡張解除: リソース階層を LifeKeeper クラスタ内の 1 つのサーバから拡張解除 (削除) します。
リソース階層のテスト: 仮想 IP リソース階層が正しく構成されているか、動作するかをテストします。
IP 設定の確認および編集: IP リソースの設定を表示し、それらを修正することが可能です。
IP Recovery Kit のチューニング: IP Recovery Kit の動作を調整します。
次の作業は、すべての Recovery Kit に共通する手順のため、
リソース依存関係の作成 。既存のリソース階層と別のリソースインスタンスとの間に親子の依存関係を作成し、クラスタ内のすべての対象サーバに依存関係の変更を反映します。
リソース依存関係の削除 。リソースの依存関係を削除して、クラスタ内のすべての対象サーバに依存関係の変更を反映します。
In Service 。リソース階層を特定のサーバで In Service にします。
Out of Service 。リソース階層を特定のサーバで Out of Service にします。
注記: このセクションの残りの部分では、LifeKeeper GUI の [Edit] メニューから作業を選択することによって、Recovery Kit を設定する方法を説明します。設定作業はツールバーから選択することもできます。状況表示ウィンドウのリソース階層ツリー(左側のペイン)のグローバルリソースを右クリックして、[Edit] メニューと同じドロップダウンメニューの選択項目を表示することもできます。言うまでもなく、これは階層がすでに存在している場合にだけ可能な方法です。
状況表示ウィンドウのリソース階層表(右側のペイン)のリソースインスタンスを右クリックして、サーバおよび特定リソースの状況に応じて、リソース階層の作成を除くすべての設定作業を実行することもできます。
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