下記の表は IP Recovery Kit の動作のチューニング値を説明しています。これらの値は /etc/default/LifeKeeper 設定ファイルを編集することにより設定可能です。IP Recovery Kit のコンポーネントはメモリに常駐していないため、/etc/default/LifeKeeper の値を変更すると、即時に反映されます。LifeKeeper の再起動を行う必要はありません。
チューニングパラメータ |
説明 |
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NOBCASTPING |
IP リソースのヘルスチェック時のブロードキャスト ping メカニズムを無効に設定可能。 0=ブロードキャスト ping メカニズムを有効にする (Default) 1=ブロードキャスト ping を無効にする |
NOIPUNIQUE |
起動時に同じ IP アドレスがネットワーク上に存在していないかチェックする機能を無効に設定可能。 0=同一 IP アドレスの存在をチェックする (Default) 1=同一 IP アドレスの存在をチェックしない |
IP_PINGTIME |
LifeKeeper が IP ヘルスチェック時に ping の応答を待つ時間を秒数で指定。 Default = 1 (注記: ブロードキャスト ping の替わりに手動で設定した Ping List を使用する場合、この値を 3 秒以上に設定しても効果は得られません。Linux の TCP/IP の実装では、Ping List コマンドにタイムアウト値を設定したとしても、3 秒以上応答を受け取れない場合は常に、「Destination Host Unreachable」エラーを返すためです。) |
IP_PINGTRIES |
IP ヘルスチェック実行時の ping のリトライ数を設定。 Default = 3 |
IP_PINGPRELOAD |
IP ヘルスチェック実行時のネットワークにプリロードされる ping のパケット数を設定。 Default = 1 |
IP_NOSAVEREPLY |
この後の IP ヘルスチェックで使用するために、ブロードキャスト ping に最初に応答を返したアドレスの保存をする/しないを変更可能。 0=アドレスを保存する(Default) 1=アドレスを保存しない |
IP_NOLINKCHECK |
IP ヘルスチェック実行時にリンク状態を確認する設定を無効に設定可能。 0=リンク状態チェックを有効にする(Default) 1=リンク状態チェックを無効にする |
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